今日は、スピリチュアルに興味があるという方にお勧めの本を2冊紹介したいと思います。すでにお読みになった方も多いと思いますが、数多くのスピリチュアル本が出版されている中で、私が特に感銘を受けた2冊ですので、まだという方は是非読まれることをお勧めします。
1冊目は経営心理学者・カウンセラーの飯田史彦氏の「生きがいの創造」[完全版]です。
筆者自身が臨死体験を有しているということですが、この本ではできるだけ学術的かつ客観的な立場を守るために、名の通った大学の教官や優れた研究者、そして臨床医の研究からの引用を主体として前半部分が書かれています。私もスピリチュアルには子供のころから興味を持っていましたが、公認会計士という職業柄、どっぷり物質社会につかっていたので、スピリチュアルな世界はある特殊な能力を開花させた人達だけの世界では、という観念もぬぐえずにいたのですが、この前半部分でそれが確信に変わりました。
後半では、筆者の説く「生きがい」を生み出すアプローチが紹介されているのですが、これについては現在の私が職業としているスピリチュアル・ライフ・コーチとしてのアプローチと似ている部分が多く、私の開業の背中を押してくれたとも言えます。
2冊目は、スピリチュアルの世界ではバイブルとも言われている、ニール・ドナルド・ウォルシュの「神との対話」1~4です。
著者が私生活でも仕事の面でも苦しんでいて、神に対して「どうして私の人生はうまくいかないのか、私が一体何をしたというのか」と便せんに書き綴ったところ、「あなたは本当にすべての質問の答えを知りたいのか、それとも八つ当たりをしてみただけなのか?」とペンが勝手に走ったという場面からスタートする。その後も対話というより口述筆記のような形式で進んでいきます。
1では個人的な事柄や課題、2では世界的な事柄と課題、3では宇宙的な事柄と課題が取り上げられています。そして最初の対話が始まってから四半世紀を経て最後の4(完結編)の対話が再開され、そのテーマは「人類という種を目覚めさせること」となっています。
いずれの本もさらっと読めるかというと、難解な部分もあり、読み返さないと理解できないこともありましたが、完読した時の感動というか、心と身体の衝動というか、とてつもないものに出会ってしまったという感覚は、ぜひ味わってみてほしいと思います。