スピリチュアルと聞くと、心霊現象や霊感商法を連想し、あぶないもの、あやしいもの、近づいてはいけないものという感覚を持たれる方もいらっしゃると思います。
今日は、スピリチュアルを身近に感じていただくために、ユーミンこと松任谷由美さんの楽曲を題材にスピリチュアルな人生を生きるとはどういうことかについて、お話していきたいと思います。
それでは、松任谷由実さんの「やさしさに包まれたなら」の歌詞を読み解いていきたいと思います。すでにたくさんのスピリチュアル的な解釈がなされてきたこの歌ですが、私なりの解釈を加えて考察していきます。
「小さい頃は神様がいて 不思議に夢をかなえてくれた」
という歌いだしから始まる曲ですが、まだ自我に目覚めていない時期には、自然と自分の魂の声が聞こえると言われています。それが、いろいろな経験を積む中で、自分を責めたり、他人を責めたり、社会を批判したりして、精神状態が乱れてくると、微弱な電波のようにたとえられる魂の声は聞こえにくくなってしまいます。次の
「優しい気持ちで目覚めた朝は 大人になっても奇跡は起こるよ」
ですが、精神状態が安定しているときには、大人であっても魂の声を聞くことができるということを言っているのだと思います。
ここで、スピリチュアルな人生の仕組みについてお話しすると、すべての人には魂が宿っていて、その魂は成長するための目的をもってこの世に生まれてきていると言われています。また、その成長を果たすために描いた夢の実現には、宇宙や守護霊(ガイド)の絶大な応援が入るとも言われています。それが子供には神様が夢をかなえてくれたと感じ、大人になっても奇跡が起きたと感じるとこの歌ではつづられているのだと思います。
最後に、
「目に映る全てのことは メッセージ」
という歌詞についてですが、穏やかな精神状態で浮かぶ発想は魂からのメッセージであることが多いと言われています。つまり、魂の成長につながる方向性を示してくれる、言い換えれば夢の実現に向けた羅針盤とも言えると思います。皆さんも瞑想を通じた穏やかな精神状態の中で、夢実現の羅針盤を手に入れてみませんか。
今回のブログでは、スピリチュアル的な(勝手な)解釈を加えさせてもらいましたが、要はスピリチュアルを身近なものとして生きている人はいますし、その人たちは皆霊能力者ということではありません。スピリチュアル的な人生の仕組みを理解し、自分の魂の声に耳を傾け、心底(魂レベルで)やりたいと思うことをやり、行きたいと思う方向に行くことがまさにスピリチュアルな人生を生きるということだと考えています。